第17話

その間近所の人達が何人も見守っていてくれました。


網に入れられ助け出されるポンタです。


私はポンタを受け取り首輪と胴輪を慌てて付けました。


ポンタは四日間何も食べていなかったせいか立たせても二.三歩しか歩けません。


私はレスキュー隊の人に事情徴集をされました「離れたのはこれが始めてですか?」と聞かれて何時も離していると思われたみたいです。


「二度とこんなことの無いようにして下さい。」と叱られました。この言葉を家の母に言ってやりたいです(怒)。


そのまま抱いて帰ろうとすると近所の女性が来て「ずっと川の中で泣いてたのよ。


可愛い顔してるじゃない。これ使って!」と言ってタオルを二枚くれました。優しくて本当に嬉しかったです。


ポンタは、ぼとぼとに濡れていて、とても助かりました。


自宅まで30分かけてポンタを抱いて帰りました。


やはり重くて途中で姉の家に寄りました。


姉の家も小型犬を飼っているので、フードを貰って牛乳に浸してポンタに食べさせました。

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