第17話
その間近所の人達が何人も見守っていてくれました。
網に入れられ助け出されるポンタです。
私はポンタを受け取り首輪と胴輪を慌てて付けました。
ポンタは四日間何も食べていなかったせいか立たせても二.三歩しか歩けません。
私はレスキュー隊の人に事情徴集をされました「離れたのはこれが始めてですか?」と聞かれて何時も離していると思われたみたいです。
「二度とこんなことの無いようにして下さい。」と叱られました。この言葉を家の母に言ってやりたいです(怒)。
そのまま抱いて帰ろうとすると近所の女性が来て「ずっと川の中で泣いてたのよ。
可愛い顔してるじゃない。これ使って!」と言ってタオルを二枚くれました。優しくて本当に嬉しかったです。
ポンタは、ぼとぼとに濡れていて、とても助かりました。
自宅まで30分かけてポンタを抱いて帰りました。
やはり重くて途中で姉の家に寄りました。
姉の家も小型犬を飼っているので、フードを貰って牛乳に浸してポンタに食べさせました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます