カミカクシニアウ

 『カミカクシニアウ』

 郵便受けに入っていたチラシを見て首を傾げる。

 誰かのイタズラかと思いすぐ捨てようとしたけど、好奇心が勝ってしまい、記載された番号に電話をかける。

 コールの後、電話口に女性が出た。

 簡単なやり取りをして通話を終える。

 数日後、長髪を解かすのに丁度いいクシが届いた。

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