〇o貴方に涙は、届かないo〇

第2話


あの時に、戻れるならば・・・


あの時、もっと素直であれば・・・


あの時、貴方に言えたなら・・・



貴方には、きっと私なんて過去・・・



今になれば、まだ何処かに


貴方との思い出を探す私が居るの。


戻りたくない。いえ。



もうあの時には、戻れない・・・



貴方が大好きだった。


貴方だけだった。


私の全てが、貴方だった。



それは今も私の心の端で、少し痛い・・・



あの時、別れを切り出したのは


私でした。貴方を信じていた。


それだけ貴方を愛していた。



それなのに、私を裏切った貴方が許せなかった・・・



私も悪いのに、何処かで


認め様とせず、貴方を責めた。


今なら、ごめんなさい。



今ならば、言えるけど貴方はもう居ない。



貴方の事だもの


貴方は好かれるから、もう新しい生活をして


隣には私の知らない誰かがいて



幸せに、暮らしているはずね?



あの時、貴方を責めた。


ごめんなさい。があの時言えないまんまで・・・


今はまだ私は、貴方を忘れてはいないから。



私が少し、幼かったみたい。貴方が好きだったから・・・



全て貴方に、甘えた私が悪かったの。


今更・・・ 貴方の邪魔をしたくない。


でもね?今も貴方を何処かで愛しています・・・



今でも・・・ もう貴方には過去ですよね?



でも私も大人になりました。


貴方の幸せが私の幸せ。


そう思い。メールは消しました。



少しでも前を向かないと・・・



泣いても、泣いても・・・


貴方には届かない・・・


分かっているのに・・・



今夜の月は、綺麗ですね?



まるで貴方が、もう泣くなよ?


と、伝えてくれている様です。


貴方も、月を見ていますか?




今は過ぎ去った、昔一緒に住んでいた4年間は今も宝物です。有難う・・・

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