第二十六章　　　～　贈り物　～

ワタシには意味が分からナイ・・・

「貴女は迎えを待ってたんぢゃ・・・どぉして？」

状況が全く理解出来ナイ・・・

すると彼女はあの本を渡して来た・・・

『わたしは貴女とはまだ一体にはなれナイわ・・・』

『だってまだその刻が来ていナイから・・・』

「何故！？ワタシは弱さを受け止める刻が来たから来たんぢゃ・・・」

彼女は首を横に振り笑顔でコトバをくれた・・・

『貴女はまだ全てを理解出来ていナイわ・・・』

『その証拠がコノ世界よ・・・』

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