第二十章    ~ 待少女 ~

第22話

『貴女は焦りすぎよ・・・わたしはある少女を待ってるの・・・』


「ある少女?」


『そぉ・・・わたしには名前もナイもの・・・』


『彼女は弱さに負けもぉひとりの自分を創った・・・それがわたし』


「それってどぉゆぅコト?」


『彼女はネ・・・今わたしを探してるわ・・・』


「貴女はそれを感じるの?」


『だから此処よ・・・ってサインを送っているの・・・』


すごく興味が湧く・・・彼女を創った少女とは・・・


「ワタシも逢いたいわ」


聴いてみた・・・

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