第七章    ~ 月の言 ~

第9話

『まずは約束事があるの・・・』


『貴女の護るべき約束よ・・・』


ワタシの瞳を観て彼女は条件を出して来た・・・


出逢った刻と同じ・・・


凍りつくあの瞳にじっと観つめられ


ワタシは戸惑いを隠せなかった


彼女に伝わったのだろぉか


微かな笑みを浮かべ彼女の声は続いた・・・


黙ったまま頷くだけのワタシをまるで楽しむかのよぉに・・・

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