第2話
「死んじまえ
相手は同期で営業部の
私はというと、正直気にならないわけじゃなかったけど、高校の時の大失恋以来、恋愛をする気になれなくて諦めていた。
そんなときに。
『井倉のこと、ずっと気になってたんだ。俺と付き合って。』
まさかの告白。流石にすぐには返事できなかったけど…。
私のいる企画部になにかと顔を出してはからかってきたりして…。確かにちょっと、いいな、とか思ってた。
人気がある割にそこらじゅうに良い顔してるようなイメージはなかったし、今思えば私を、思ってくれてたから、企画部にも来てたんだなって、思って。
何日か悩んでOKしたのが、いけなかった。
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