第15話
二人と話していると時間は
あっという間に過ぎるみたいで
もう部活に行く時間になった
「あ、俺行く前に学校に提出する
書類あるからちょっとまっててくんね?」
『わかった』
想太は返事を聞いてすぐに
元気よく大学の事務室へ走り出した
「私も今のうちにお手洗い行ってくるね!」
『うん、いってらっしゃい』
二人を外で待つことにした私は
すぐそばにある桜並木に目がいった
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