第2話
長く続く桜並木のこの道で
風を感じながらまたどこか懐かしい
気持ちを感じる
ひらひらと舞う桜の花びらが
とても美しい
ふと遠く離れた場所に
私と同じように桜を見上げる一人の
男性が目に入った
その瞬間風が強く吹き
花びらがより一層舞い上がる
その風に目が細まりうまく
前が見えない
けどなんとなくその中で
その男性の視線もこちらに向くのを感じた
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