第79話

『ララ、また明日来るね。』





ララの部屋のドアを閉めて、診察室の方に戻る。





『Iさん、大丈夫?』





『大丈夫だよ。』





『それじゃ、サラを連れて帰ろうか。』





『そうだね。』





気付けば夕方だ。




『先生。』





『はい!』





奥にいた、先生に話しかける。





『では、ララをお願いします。』




『はい。』




『また、明日来ます。』




『はい。』





サラの入ってる、箱を持ち車に乗り込む。




サラをIさんに渡し、Iさん家に帰る。





Iさん家についた頃には、旦那さんが帰ってきていて




斎場から届いた、棺と花があった。





その日の夜は、旦那さんが出前を取っていてくれてそれをみんなで食べた。




そして、旦那さんとIさんがお風呂を終え、私はシャワーを借りた。




旦那さんとIさんが寝室に行くまで、みんなで居間にいる。



もちろん、サンくんも。




そして、Iさん達が寝室に行ったのは深夜1時過ぎだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る