第54話

ララはシーツに1度おしっこをしたら、もうそこではおしっこをしなかった。




シーツにうんちをしたら、おしっこをせず




シーツがキレイになるまで、おしっこを我慢する子だった。





留守番が長い時はシーツを汚すことはあったが、基本、私がいない時はシーツを汚すことは無かった。




教えてないけど、そんな子だった。




Aちゃんとも仲良しだったララ。





ララは私が帰った時、基本的に吠えない。

玄関前で尻尾をブンブンさせて出迎えてくれる。




そんなララだか、Aちゃんが帰った時も基本的に吠えなかった。





その他に吠えなかった人は




元気なララが吠えなかった人は





いない。





Hポンにララを預けたりもしたことがあるが、帰ったら吠えてたらしい。




もちろん、お迎えに行った私に、吠えることはなかったけど。





そして、お店が変わり2ヶ月が経つ頃にはもう1つ。





何度も連絡を取り合っていたSが、飲みに来てくれるようになり




自然とSに惹かれ、よく遊ぶようになった。




そんな頃には、Aちゃんは部屋を探し、別々に暮らし始め、Aちゃんには彼氏が出来ていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る