第83話

「家にいきなり押しかけてきた高校生」




「、、、いや、その通りなんだけどさ、、、そうじゃなくて」




は?何がそうじゃないのよ




「ホントに知らなそうですね、俺達のこと」




あぁ、自分らが何者かって意味か




「誰でもかんでもあんたらのことを知ってると思ったら間違いだぞ、ガキども」




思い上がってんなよ




「十人いれば、それだけ違う考え方の奴がいる


あんたらが何者かはあたしは知らないが、他の奴らは知っているかもしれない」




あたしが噂話に疎いのも知っているし、興味もない




でも、





「何を勘違いをしてるのか知らないが、自分たちを過大評価しすぎじゃないか?


そんなんだといずれ痛い目を見るぞ」





沈黙が続いて、水の音が響く




よし、洗い物終わり




しかし、何も言ってこないが、、、




キレられたらどうしよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る