第67話
あっけらかんとしているようで
いつも何手先も読んで
こっちが警戒しても土足で踏み荒らすくせに
自分のテリトリーには決して入れない
だけど不思議と惹きつけられる魅力を持った子
それがアタシの親友であり、恩人だ
「サラー、どしたらいいと思う?」
「自分で蒔いた種なんだから自分でなんとかしなさい」
「えぇー!冷たくない!?」
たまにホントに頭がいいのかわかんなくなるけど
それでもアタシはあんたが優しいってことは誰よりも知ってるよ
side end
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