第62話
「そういえば、あんたまたやってるわよ」
「ん?何を?」
「何をってスマホが使えなくなってるの気づいてないの?」
あたしは文明の利器を余り使わない
まぁ、電話を受け取る、送るとかはしてるけど
使うことが少なく、充電が切れて連絡が取れなくなるのはよくある
その度にサラに怒られている、マジで恐い
「あぁー、ごめんね!
でもあたし充電フルにしてたから切れてるはずないんだけど」
「まぁ、別に急いでたわけじゃないからいいけど」
「うん、ごめん!」
あたしはその文明の利器をかばんから出そうとした
「あれ?ないな」
「、、、家じゃないの?」
「うぅん、昨日出した記憶ない」
最後に出したのは、、、
「あ、」
「思い出したの?」
「やばい」
「は?」
やってしまった
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