第35話

「だから、気にするな若者よ」




「、、さっきからあんたはどっから目線なんだよ」




「だてにあんたらより多く生きてないよ」




さて、そろそろ公園に行きますか




「なぁ、」




ん?




振り返ると彼が真剣な顔をしていた




「何?」




「あんたの名前は何て言うの?」




あぁー、名前か




うーん




「言ったじゃない、ただの通りすがりだって


じゃあね、ただで起きず精進しなさい若者」




あたしは今度は振り返らずその場を去った

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