第33話

そういった女の表情、仕草に俺は魅せられた




「まあ、話はこんくらいで


さっさと始めようか」




そこからの記憶は余り覚えていない




気がついたときには俺は地面に伏していたから




気絶はしなかった




女が加減をしてくれたのが身に染みて分かった




それがひどく悔しかった




残りの二人も同じような感じだったが




その中のシンは5発くらいは俺達より殴られていた




でも、女の喧嘩はしなやかで艶かしく




誰もを魅了するような感じだったのをはっきりと覚えている




side end

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る