第51話
じゃあ、瑠璃さんが流した噂ってことは
「敬さんが犬っていうのも瑠璃さんが考えたの?」
「姫ちゃん、いい勘してるね〜。その通りだよ〜」
でもそれって、、
「俺を揶揄うために半分やったようなもんだよ」
少し不貞腐れ気味になった敬さんの言葉にやっぱりと納得してしまった
「だって〜、ミカちゃんの近くにずっといるし、見た目も犬みたいじゃ〜ん
それにあたし達の烏と兎も見た目で選んだんだよ〜」
「それでも!犬はないだろ!」
、、敬さんを最初見た時に何かを彷彿とさせてたのはこれだ
うん、犬を彷彿とさせたんだな。私は
敬さんには申し訳ないけど、合ってると思う
「でも結局、流したのが可愛かったのか違う異名が付けられたよね」
「まぁ、確かにね〜」
「でも、付けたやつは本質を捉えてるよね」
帝の言葉に3人は少し不気味に笑いながら、頷いた
違う異名って何?
本質を捉えてるってことはそっちの方が帝達に合ってるって言ったようなもので、、
「なんて異名が付いたの?」
それに帝は綺麗に笑って
「狼と鷹と狐と、、冷徹だったかな?
詳しいことは近いうちに分かるよ」
と言った
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