『ユウヤ！ユキもこれから仲間だからね？』

“文句ある人、手挙げろ～？”

ユカは私の手を握ったまま彼等に言う。

『ユカが言うなら文句なーい！』

リョウが言えば

『ユカの連れなら大歓迎！』

チトセも続き

『ユカちゃんよ～ユカちゃんに文句言える奴がいるなら俺、見てみたいわ～ギャハハハハ！』

レントが笑えば

『べっぴんさんの次にべっぴんさんだねぇ？ユキちゃんだっけ？べっぴんさんと出会えたユキちゃんは幸せだね～』

ミカドが続く。

『ユカさんが連れてくる女の子なら心配ないでしょう。なぁ？ユウヤ』

ユカに話す時とトーンが違うゴウが言えば

『いんじゃねぇか？お前がいいなら。』

と言葉は悪いが優しくユカを見つめて言うユウヤ。

彼等は…

今まで、ユカを大事にしてきたんだ。

それが見て分かるくらい、彼等の表情は優しい。

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