第69話

『レー…』



初めて見たな…こんなレント。



『ただよ~嬢ちゃんに楽しんで欲しいだけなんだけどな。』



“知ってっか?”


“嬢ちゃん、どんなに暑くても半袖になったりしねぇの。”


“長袖を捲るだけなんだよ。”



“気にすんなって言われて無理して笑うくらいなら”


“気にしてって言われた方がまだマシだ。”


“どうして守ってくれなかったの?って言われた方がまだマシだ。”



レントはそう言ってまた歩きだした。



そして部屋からはユウヤが出て来ては



『レントは』



と聞いてくる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る