第52話
『部屋でシャワー入るかな?』
そう答える私に
『気になるか?』
と聞くユウヤ。
きっと傷の事を言ってるんだと思う。
傷は縫った所が赤くポコって少し膨れた感じで後が残ってる。
『気にしてないよ。』
気にしてないと言えば嘘になるけど…
ユウヤが負い目を感じる必要はない。
でも…彼等が側にいない中、傷を他人に見せる勇気はまだない。
いつか、気にせず出せる日が来るんだろうけどね。
でも…まだ無理だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます