第41話

両手を繋がれてる私は前を向いたまま



『ツバサ!お昼は?』



と尋ねると



『お昼は適当に食べに行こうか?どうせバイキングだし、マサトさんから了解得てるから。』



と言う頼もしいお父さん。



いつの間に了解得たんだい?



ツバサの行動はいまいち掴めない。



やっと足湯に着いたと思えば…



リボン組の女と…



青春高の男で合コンパーティーかっ!



って言うくらいウジャウジャしてる。



そんな光景を見て


『人ばっかだな。飯にするか。』


長男アキラは言う。



『女がいるのは絶対ヤだ。』


三男ライトも言う。


『他の男なんか入った足湯にユカの足は入れれねーな!水虫とか移ったら堪ったもんじゃね!』


末っ子リョウも…一応言う。



『飯食うか。』


次男ユウヤも行きたく無い様子。



チャラ男レントは



『あんだけいたら誰か水虫いるかもな~!何処で飯食べるんだ?ユカちゃんよ~ここでもバナナとか言わないだろーな!ギャハハハハ!』



相変わらずだ。



『ユカちゃん、何食べたい?』



お父さんツバサは私に意見をまず聞いてくれる!



『ここの名物はなんだろう?』



私は近くに『ご自由にお持ち下さい』と書いては置いてあるマップに2人を引っ張って近寄り


両方の手を離して



手にマップを取り、中を見る事にした。

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