第38話

そんな私達の部屋の静けさを破ったのは



『ユカー!!足湯行こうぜ!!あっ!ユウ!ユカに抱きついてんじゃねーよ!』



部屋のドアを開けるなりこちらに近づいてくる足音。


そして何故か私の二の腕辺りから伸びてくる手。




その手はそのまま私の前で交差して…留まった。



『ユカだけに抱きつくのがダメならユウもサンドすればいいか!ギャハハハハ!なんなら俺が真ん中がいいけどな!』



リョウは何故かユウヤを真ん中に抱きついているらしい。




端からみたら奇妙な光景に見えるに違いない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る