想いは重い

柚美

プロローグ

第1話

今日もいつものように、私を見つめる熱い視線。



好意以外の何モノでもない視線。



はぁはぁと荒い息遣いも聞こえる。



でも別に、怖くもない。気持ち悪くもない。



―――彼は私の大切な後輩です。

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