第57話
ユウヤに手を引かれながら校門に出たら何故か高そうな黒いテカテカの車が1台。
うわっ!高級車だよ!
綺麗な車だこと。
てか何でここに?
いやいや、絶対危ない車だね!
不良高だ!なんかやらかした奴等がいるに違いない。
巻き込まれるのはゴメンってもんだ!!
既に逃げ腰の私は
『ユウヤ、ツバサ早く行かなきゃヤられちまう。あっちに行こう!』
車とは逆の学校を人差し指で示して言いのけた。
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