第184話
そんな、伊織くんの突然のコトバに、
「…そ、そう、なんだ…?」
なんて、動揺が隠せなくて。
ふふ。かーわい。はい、ほら、海乃さんもー。
お箸でつまんだ、キャベツのソテーをずい、と、私の口元に持ってきた、伊織くん。
「ほらほら、お食べなさいってー。ほら、あーん」
言われて、反射で口を開ける。
そーそー、いいコ、いいコー。
海乃さんも食べたからー、これで共犯、ねー。
なんて今度は、クスリ、妖艶に笑って見せる。
・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます