第40話

はな―。

はなと学園のその後です。


クラスメートの女子生徒ゆきが、ととととはなに駆け寄ってきて、話す。

「はなちゃん、最近、口臭くないね!サプリでも飲んでるの?」


「ああ」

クラスメートの言葉に、はなはばれてたのねと諦め顔。


「はなちゃん、最近、モデルの仕事どう?」

その言葉に半ば切れ気味のはな。顔は可愛い。

「この体形で、どうやってモデルが出来るのよ!」


「あ、ごめん。はなと仲良くしたいな。はなはもともと高嶺の花だから、話を聞いて貰えて、すごくうれしいの。一緒にスタバに寄って帰らない?」

そうゆきは笑う。


「はーいいわよ」

「やた!」


スタバのホイップ盛り盛りのドリンクをストローで飲みながらはな。


「モデルをやめてよかったことを言えば、スタバのホイップ付きのドリンクをごくごく飲めることかな?美味しいフードと一緒に」


「はな、ダイエットしないの?はなは骨格がいいから、顔も可愛いし、痩せればまたすぐモデルになれるよ」


「はーそうねぇ!」


友人の言葉に、ちゅーっとストローでドリンクを吸うはな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る