第12話
音羽は曲を作り出す。世界を救うように、人々の心が愛に満ちるように、戦争が止まるように、知恵を巡らせ作ってみる。
曲が仕上がったとき、音羽は興奮していた。そうして、その反戦の歌をステージで歌わんとするときに目が覚めた。
全部、今までのは夢だったのだ。
愕然とする音羽。だけど、作った曲のメロディーも歌詞も覚えている。それを急いで起こして録音する。悪寒をするほどすごいのが出来上がった。
ニュースを見る。まだ戦争は始まっていない。ロシアが核弾頭を使おうとしている危険な状態だが、まだ日本は戦争に巻き込まれていない。音羽は、女社長に電話をかける。
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