第70話
救急車に乗り込む。
救急隊員の人が
塔英大学病院の医師と
連絡をとっているのだろう……
妃愛は重症患者。
救急隊員の人の顔が険しい。
それほど……
妃愛の
妃愛の…
容態は悪いのか?
妃愛の顔色が良くない。
倒れた直後は
会話ができていたのに
今は、声を掛けても
妃愛からの反応が薄い。
妃愛…
このまま死ぬなんてこと
ないよな?
まだ、兄妹として
何も始まっていないのに…
死ぬなんてことないよな?
不安と恐怖の気持ちが交錯する。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます