悠妃：「病院……いこっか？」

妃愛：「え？大丈夫だよ。昨日？今日？倒れて検査したけど…大丈夫だよ？」

悠妃：「朝より顔色悪い。今、何かあったら俺、対応できない。ごめん…妃愛、病院行こう？ついでに翔馬に会いに。」

妃愛：「…………翔馬に？うん、行こうかな。」

悠妃：「ふっ、翔馬って言うと素直になるね。バイクだと何があるかわからないから、タクシー呼ぶね？」

妃愛：「えっ…タクシー？バイクで大丈夫だよ？バイクどうするの…？」

悠妃：「莉音か龍太に取りに来させるよ。だから、大丈夫。行こう？」

妃愛：「………ん、わかった。」

タクシーかあ……

大事になってるなあ…

でも、しんどいことは事実で。

バイクよりタクシーで移動は

ありがたいな、嬉しい。

莉音に電話してくるといって

悠妃くんは私から離れる。

でも、心配らしく

悠妃くんの位置から

私が視界に入る距離で電話をしている。

気にかけて…くれているんだな…。

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