悠妃：「歩いてみる？」

妃愛：「うん、歩く。」

悠妃：「体調は平気？」

妃愛：「うん、今のところ大丈夫。」

悠妃くんが体調を気にかけてくれている。

気を遣わせていることに

申し訳なく感じるが

甘える事も悪くは無いのかな…

悠妃：「今は、何も考えずに楽しもう。」

妃愛：「うんっ！そうだね！」

悠妃くんが連れてきたくれたんだ。

だから、楽しまないとね。

悠妃：「朝早いから人少ないね。」

妃愛：「そうだね〜。ジョギングしてる人とか…居るけど、少ないね。」

悠妃：「朝からジョギング…すげえな。俺には、無理だな〜。朝は苦手。」

妃愛：「え？朝は苦手なの？」

てっきり、朝が得意だから

連れてきてくれたのかと思った…。

違ったのか……

悠妃：「たまーに、目覚めがいい日がある。今日はたまたまその日にあたった…って感じだよ。」

妃愛：「なるほど。」

悠妃：「妃愛は朝苦手そう。」

妃愛：「うん、朝は苦手。」

朝は苦手………

現在の時刻は6時30分。

普段は起きてない…時間かも。

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