第5話

ーーーーー 目を覚ます。




ん?何で布団に寝ているんだろう?

あれ?確か…話していたはず……


私、もしかして、倒れた……?




燈妃:『妃愛、おはよう。起きた?』




ともくん………?が、居る……?

ん?何でとも……くんが?


私、何かやらかした?



何も………覚えていない………



何がなんだかわからない……

って思いを込めて…ともくんを見る。


私の思っていることわかるかな……




燈妃:『倒れたんだよ、妃愛。』


妃愛:『倒れた……そうだったんだ…ごめん、迷惑かけて………ありがとう…』


燈妃:『いきなり倒れたからビックリしたよ…。一応、病院行って検査したけど問題無かったから帰宅したんだよ。』


妃愛:『そっか……覚えていないや…』


燈妃:『もっと強く止めておけば良かったね。ごめん、こうなることは予想出来てたけど、うん……ごめん。』



何で………ともくんが謝るの……


どうして、悲しい顔して見てくるの…?



私、何かやらかしてる?


前も?今も?何かやらかしてる?


そういえば、ひいくん……は居ないのかな……

何かあったのかな……




燈妃:『妃響兄と喧嘩した。まあ、それで一時的に俺が見てるだけ。』


妃愛:『…………わたし………拒絶したような記憶あるよ………?』


燈妃:『変なところは覚えてるのな。』


妃愛:『何かしちゃったかな……』




ひいくんを拒絶した覚えがある。



夢だったのかな?現実?

曖昧すぎてわからないや……

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