第302話

2人で手を繋いで病棟に戻る。




お互いの手の体温が心地よい。


がんばろうね、咲美愛。




戻った病棟に響きわたる声。




『咲美愛が居ないってどういうことだ!』



『なにをしてたんだ!!』



『咲美愛はどこにいる!?』




この声は、咲美愛の叔父さんであり


この病院のイケメン先生の声だ。




『あちゃあ、ばれたか。』




そんなこと言ってる咲美愛だけど


反省してる様子はないぞ。



ま、いっかなんて言ってる。




『おーい、きょーちゃん?』



『みんな寝てるよー。』




ちょ、ちょ、咲美愛。


その話し方怒りを買わないか?



もうちょっと、話し方…。

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