『玲香ちゃん、星が綺麗だね。』

『うん、綺麗だね。咲美愛のお母さんが

咲美愛に笑いかけてるのかもね。』

『そうかな？そうだといいなあ。』

咲美愛、お母さんの代わりには

なれないけど私を頼ってね。

同じ病気と戦う戦友として友達として。

全部を抱え込まなくていいからね。

わたしがいるからね。

こないだまで、友達なんていらない

そう、思ってきたけど咲美愛は特別。

こんなに真っ直ぐな子は初めてで。

仲良くなるのも悪くない

そう思わせてくれてありがとうね。

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