第122話
病院に着く。
急いで手術室に向かう。
間に合った良かった。
既に遼平くんと恭吾は来ていた。
『陣痛だって?』
遼平くんが言う。白衣姿だ。
病院にいたのだろう。
恭吾はラフな格好をしている。
みんな黙り込む。手術がはじまる。
まさか、美緒ちゃんが亡くなるなんて
思ってもみなかったんだ。
誰も予想をしていなかった。
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