第21話

『出血がとまらない!急いで!』


『杉村さん!わかりますか?

杉村さん!わかりますか!』


『先生!心拍数が落ちてきました』



『おい!急いでくれ!!』



手術室の空気が一変する。

慌ただしく動き回る看護師。



『輸血だ!輸血用意してくれ!』



家族は、なんだ、なんだと、

不安に陥る。何か起きたのか?



扉が開く。



慌てている看護師が口を開く。



『出血がとまりません!どなたか

A型の血液型の人いませんか?』



『わたし、A型です!私の血液

使ってください!!助けてください!!』



すぐさま、輸血が開始された。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る