第59話

雅妃:「食べよっか、竜妃。」



俺の一個下の弟。


寂しい気持ちも同じ。

だから、どこでも一緒に居る。


雅妃と「おいしいね。」なんて言って

朝妃兄から貰ったプリンを食べる。



妃響:「朝妃から聞いたぞ〜。なに?リビングで寝てたって?風邪ひくぞ。」


朝妃兄から俺と雅妃のことを聞いた

妃響兄がリビングにやってくる。


腕に眠っている悠妃を抱き抱えて。



竜妃:「寝ちゃってた。」


妃響:「寝ちゃったか。朝妃があげたから、俺も。戸棚にお菓子隠してあるから食べていいぞ。燈妃にもあげてな。」


雅妃:「お菓子っ!わかった!」



朝妃兄と妃響兄が

お菓子を隠していることを知っている。


自分達が食べる用だったり

煌妃と悠妃のおやつにあげたり



ストックがあることを知っていた。

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