妃響：「うるさい。悠妃、リビングは煌妃がうるさいから、マンション行くか。」

悠妃：「マンション！？行くっ！」

私とひいくんが住んでいたマンション。

優哉さんのことで

悩んだ時に落ち着く場所が必要だろ？

と言っていたひいくん。

大学の帰りが遅くなって疲れた時にも

家にわざわざ帰ってこなくて

いいように、使っていいよ。

悠くんの為にそのまま契約を

続けている悠くんに甘いひいくん。

煌くんも使っていいとは

言っていたが…

ほとんどは悠くんの為だけに

借りているマンションだ。

マンションのことも不服なのか

悠くんをギロっと睨みつけ

不貞腐れはじめた、煌くん。

こうなったら、本格的に面倒くさい。

煌妃：「マンション？」

なんで、悠妃だけなの？

って思ってそうな拗ねた声で

マンション？って聞く煌くん。

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