第34話

妃響:「あっ煌妃、帰ってたの?おかえり。」


煌妃:「帰ってましたけどっ!」


悠妃:「おかえり。」


煌妃:「………ただいま。勉強してんの。」



勉強してるの。


って声がワントーン低いよ、

こうちゃん。


拗ねてますって言っている

ようなものだよ?わかりやすすぎる。



悠妃:「うん、勉強してる。」



いいだろ?煌妃兄、ひいにいに

勉強見てもらってるんだ


なんて顔をして

ほくそ笑んでいる悠くん。



見えないところで

二人の争いがはじまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る