第14話
妃響:「気を張ってると思うから〜って。翔馬に対しても、俺や竜妃達に対してもな?二人でデートしてこいって!」
悠妃:「細かいところまで見てるな〜。さすがというか、なんと言うか……」
妃響:「優哉さんのお墓いくか?」
悠妃:「デートって…そういうことか。今日、月命日か。だったら、妃愛も…関係あるし、一緒に行こうよ。」
妃響:「だーめ!今日は俺とのデート!進路報告しないとな。」
悠妃:「ん、そうだね。合格したこと報告しないとだ!」
俺が優哉さんの息子と言われて
早くも8ヶ月が経った。
今の季節は2月の半ば。
もう少しで俺は高校を卒業する。
妃響:「俺も、優哉さんに話したいこと沢山あるからさ、付き合ってよ。」
悠妃:「うん、行こっか!」
月に数回、妃響兄と出掛けて
優哉さんのことを話したりしている。
俺が孤独にならないように
妃響兄がケアしてくれてると感じてる。
まあ、そのたびに…
煌妃兄からはジト目で見られて
不機嫌そうにしているのも
いつものことなのだけど。
まだ、家族のみんなの前で
優哉さんのことを話題には
出せないから
こうして妃響兄と二人で出掛けて
話す事をしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます