数日後―――………

「莉音、おはよう。」

「うん……おはよう。」

父さんのお葬式は、

史哉おじさんと、ひいにいが支えてくれて

なんとか、終えることができた。

それから、びっくりしたことがあった。

玖賀邸で、優音兄から聞いていたけど

お父さんは本当に蒼空の初代メンバーだった。

優哉さんは、亡くなってしまったけど

翔馬のお父さん。

翔馬のお母さんのお兄さん。

悠妃のお父さんの姉の旦那さん。

優音兄のお父さんの貴也さん。

悠妃のお母さんの、お兄さん。

他にも、後輩が沢山参列してくれた。

敵チームの人も大勢来てくれた。

「莉音、学校行ける？」

「うん、いく………。」

三年生の、悠妃、龍太、翔馬は

自由登校だから、今日は学校行く日ではない。

朝、玖賀邸に行っていたのも、

終わってしまった―――……。

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