【※】良妻賢母、レノミア
※ぼかしを入れていますが性表現が含まれます※
***
アイハとの一夜を終えて、倫太郎にはもちろんある考えがあった。
それは二人の「妻」を平等に扱うべきであるということ。そして慣れるまでは一人ずつをきちんと愛そうということだ。
翌日、何事もなかったかのように三人で農作業をする。キの実という植物は遺伝子操作による品種改良の結果本当に育ちが早いようで、ここへ来た初日に植えた株は既に花を咲かせ、子房が膨らんでいるものすらある。
丁寧にそれらに水やりをした後はフリータイムだ。レノミアが洗濯へ行くと言うのでそれについていく形で昨日と同じ池へ。洗濯を手伝った後、帰ろうとする彼女を引き止めていきなり口付けをした。最初は驚いて固まっていた彼女だが、すぐに倫太郎に縋るようにしながら夢中で深い口付けに応えてくる。
腰が抜けてしまえば後は簡単だ、地面に横たえさせてさらに深く口づける。荒く息を吐く彼女に「急にすまん」と言うが、レノミアはうっとりした目つきで「嬉しいです」と呟く。ラビューナの本能として求められることに自動的に悦ぶようにできているのだろう、普通の人間の女性だったらこうはいかないはずだ。
昨日アイハにしたように川縁で服を剥ぐ。レノミアは身長は155cm程度、アイハと並ぶと少し低いが代わりによりふっくらとした体型をしている。肩や腰も触れるとしっとりと柔らかく、胸はFカップはあるだろう。白銀の髪色の通りにその肌も透き通るように白く、ほんのりと上気した頬や胸元は艶やかな紅色を呈している。うっすらと汗ばむ胸元に触れると手に吸い付くよう。いっとき目的を忘れ、その胸に夢中で触れているとやがてレノミアはくすくす笑う。
「おっぱい……、好き、ですか?」
倫太郎は思わずのけぞった。そんな様子にも彼女は可愛いものを見るように微笑む。
「たくさん触ってくださっていいんですよ? 私、そのためにここにいますから……」
自らの胸を手で持ち上げて、ずいっと差し出すようにするレノミア。そう言われるのならば答えなければ男ではない。倫太郎は再び両手で包み込み、たぷたぷと揺らしては胸元に口付けを落とす。
「挟んでみますか?」
何を、とは言わない。しかしレノミアの視線はしっかりと倫太郎の腰に注がれており、彼は耐え難い欲望のままにそれを晒した。レノミアの双丘はそれを優しく包み込み、水に濡れた肌を滑らせるようにしてしっかりと揉みしだいていく。倫太郎は体験したことのないその刺激にあっという間に昇天させられてしまった。
レノミアはくすくすと笑いながら川の水をかけて互いを綺麗にした後、そのまま川から上がろうとしたので倫太郎は制止する。自分が座っていた川縁に座らせ、昨日アイハにしたのと同じように手を添えて彼女を高めていく。倫太郎さん、と呼びながらしがみつく彼女の汗の香りを感じながら震える体を支え、二人はそのまま土の上に倒れ込んでしばらく優しく触れ合いながら息を整えていた。
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