第2話 

 次の日、噂の女は体型に見合う制服を身にまとい勤務する。それが、何故かイライラする。しかし、怖い気もする。休憩室のポットのお湯や、デスクに置いてある湯呑みに何か異物を入れられたりはしないだろうかと言う恐怖心もある。「そうだ。蓋つきマグカップ。あれだったら、何か体に異変が出た時は、指紋鑑定で調べる事もできる。」その為、従業員たちは、蓋つきマグカップの使用率が上がった。そして、これから噂の女にどうやって仕事をさせて行こうか。1人で動かすのは、危険だ。部長命令で、あるスタッフ(部長の犬)を噂の女とペアリングで仕事をさせ、監視業務依頼。と同時に、部長の犬に、噂の女の情報収集を依頼。部長は、動かずとも自分の耳に情報をいれ、今後の対策を社長と練る。(笑)ここは、会社のオフィス。一体なんの会社なんだー。次回に続く。

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