プレイヤーの方が強くなれてしまうNPC育成ゲームで真っ当に(?)キャラの育成を楽しみます!
森野熊次郎
補足(設定まとめ)
補足(序章分)
作者が思い付いた設定だけれど作中でしばらく書かないせいで忘れてしまうのを防ぐためにメモする場所です。
ほぇー、そうなんだ、程度に楽しんでくれれば幸いです。
その場その場で適当に書くので修正されたり追加されたり全くなかったことにされたりします。怒らないでください。
あと本編更新が面倒臭くなったときの気晴らしのために書いています。いらん設定ばかりになる可能性があります。
文字数がびっしりしてます。気持ち悪くなったら読むのを止めることをお勧めします。
少しスクロールしたら設定が書き連ねられております。気軽にお楽しみください。
一話補足
種族『ドドンゴ』
猿とゴリラを足して割ったような見た目と大きさ、お腹に特有の模様を持つ。
体躯はゴリラのようにがっしりとした感じであるが手足は猿のように長くなっている。また身体は黒色に近い茶色の体毛で覆われている。
お腹の模様は黒に近い紺色の輪っかの模様であり、その内側のお腹の部分だけは体毛に覆われておらず地肌の赤色があらわになっている。
顔も同様にニホンザルのような赤色の地肌。
最も特筆すべき生態として、空気を大量に吸い込み腹を膨らませお腹を叩くことで太鼓のように音を鳴らすことができる点である。
その筋肉質な腕で空気の入った腹を叩きつけ響かせるその音は人には作り出せない力強さと独特の雰囲気がある。
ドドンゴは一般的に職業『楽士』や『祭司』のような音楽によるバフを与える職業についている。お腹を叩く行為はただの威嚇行為だけでなくきちんとした効果を持っている。
実際にその使用方法についてドドンゴの狩りから述べる。
ドドンゴは普通、十数匹の群れとなり木上で暮らしている。そして猿のように枝から枝へと移動し地上の獲物を見つける。
そしてその獲物を狩るために群れの中から一匹のドドンゴが地上に降りていくのだ。
このとき獲物は群れ全員に行き渡るような大きな生物や適度な大きさの数匹の生き物を狙うことが多い。例えば全長六メートル越えの巨大イノシシであるグレートボアや人間のパーティー一組分などである。
ドドンゴはサイズ感として人間の成人男性(現実世界)より身長は低いもののがっしりとしていて横幅がある感じである。そのため一匹のドドンゴが六メートル越えのグレートボアや見た目以上に強さをもつ冒険者を相手取るのは難しいように思われるかもしれない。
しかし、ここでドドンゴの生態と職業が活かされるのである。
狩りに地上に降りたドドンゴ以外の、木上に残った十数匹のドドンゴ達は獲物と地上のドドンゴを取り囲むように木上に待機する。
そして地上のドドンゴが狩りを始めると宣言するかのように雄叫びをあげると同時に木上のドドンゴ達は一斉に空気を吸い込み作り出したお腹の太鼓を叩き始める。
群れ十数匹が織り成す極太の轟音は相手である獲物を威圧し脅かす一方、地上のドドンゴには味方十数匹分のバフが積み重なり圧倒的で単純なパワーを得るのである。
こうなったらもはやグレートボアなど目ではなく、そのゴリラパワーはゴリラ・ゴリラ・ゴリラパワーと言っても過言ではないほどに強大。
獲物の大抵をワンパンで仕留める。
狩りの成功を祝福するかのように音量をあげるドドンゴの腹太鼓の音はバフによって強大になったドドンゴの勝利の雄叫びと共に森の中に大きく響き渡るのだ。
以上のように話が少し長くなったがドドンゴの腹太鼓とバフ、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラパワーは中々に凄まじい。
ただ、まぁ、プレイヤーがやるには向かない。
フルパーティーでドドンゴのプレイヤー軍団てとんでもないイロモノ編成である。作者なら見てみたい気はするものの自分では絶対やらないであろう。
種族『フプラプテ』
頭がクラゲ、首から下がキノコ(えのき)でできた人型モンスター。ただし足は人でいう腰辺りから分かれて四本になっている。
まず見た目について。
人でいう頭の部分はバランスボールほどのクラゲが首の上にそのまんまのっかっている感じで、クラゲの傘の部分は頭頂部が血のようなどす黒い赤色からグラデーションで白くなっていき傘の端は完全な白色、クラゲのひげの部分も完全な白色。
首から下は棒人間の棒がえのきに置き換わった感じでそれぞれのえのきの長さ、太さは物干し竿ぐらい。具体的には首部分から胴体までが根元のくっついたえのきで出来ていて、そこから枝分かれしたえのき四本が足として身体を支える。両腕は胴体のえのきから枝分かれしたのが一本ずつで出来ている。えのきの傘の部分が手と足のように見れる。
説明下手な気がします。伝わらなかったらごめんなさい。
次に生態について。
巨大なキノコが生えているような鬱蒼とした森に散乱して生息している。
まず普通は首から下を地面の中に根のように突っ込んで普通のキノコに擬態して生きている。
擬態中は頭のクラゲのひげ部分を傘の内側に引っ込めて隠している。
バランスボールほどの大きさの傘なのでかなりバレそうであるが、一般の他のキノコが猛々しいのが多く意外と分からないようにまぎれられる。
擬態中に小型の動物など程よい生き物が通った時、フプラプテは即効性の麻痺粉を撒き散らしながら一気に地中から飛び出し、えのきの手足を使って相手に絡み付く。
絡み付き相手を完全に拘束したあとはクラゲのひげ部分から分泌される消化液を用いて獲物を溶かしドロドロになった液体を身体全体でゆっくり吸収し栄養を得る。
次にフプラプテを捕食する相手に見つかったときの応戦の仕方であるが、先程の麻痺毒を撒き散らして時間を稼ぎ逃げるというのが一つ。ただし麻痺毒の撒き散らしは地上に全身出ている状態の時、全身の蠕動という予備動作が必要であり隙が大きい。
そこでもう一つの時間稼ぎとして魔法を用いて戦うというものがある。フプラプテは『魔術師』『毒師』の職業についており毒魔法に特化して攻撃を行う。こちらの手段でも毒魔法で相手に攻撃、スリップダメージ、AGI減少などのデバフ付与をし、適切なタイミングで全力で逃げ出す。
とりあえず、以上のようなモンスターがフプラプテである。
種族『ロロローロローロロ』
語感で察してください。物語にはもう出ない。書いてるときに瞬間的に思い付いてしまった。
二話補足
職業について、汎用職と特化職
就くことのできる職業の制限について二話で触れられた。ここではその制限に関与する一つの要素である汎用職と特化職について書き付ける。
まず、名前の通り汎用職は汎用的なスキルを覚える職業であり、特化職はある武器、ある用途、ある効果など特定種類のスキルに特化して覚える職業のことである。
剣術系統の職業で例を挙げる。
汎用職の『剣士』は様々な種類の刃物に対してスキルの効果を乗せて攻撃ができる。
一方で武器種が刀のみの『侍』や武器種が大鎌のみの『死神見習い』などが特化職にはある。
では次に汎用職、特化職の職業制限について。
1、特化職は一定数以上は複数就くことができない。
2、特化職は同系統複数の場合より別系統複数の場合の方が同時に就くことのできる数が少ない。
3、汎用職に就くことでその汎用職と同じ系統の特化職が本来の就ける数より多く同時に就くことができることがある。
具体的に見ていく。
『剣士』『侍』『死神見習い』『大剣使い』『魔術師』『シスター』を例に考える。(ここで『死神見習い』は大鎌の、『シスター』は回復魔法の特化職と考える。本来は『死神見習い』は呪いも使ったり、『シスター』も回復魔法だけでないので純粋に特化職と言えるかといえばちょっと違う)
1、『侍』と『大剣使い』に就いていたら制限がつき『死神見習い』『シスター』に就くことができなかった。
2、『侍』に就いていたら制限がかかり『シスター』に就けなかった。
3、『剣士』に就いていたため『侍』『大剣使い』『死神見習い』の全部に就けた。
2と3の応用、『剣士』と『魔術師』についていたら『侍』と『シスター』に就けた。
以上のようになるが、実際はそのキャラのステータスや才能、適正といった要素も絡み合うので上の例のように実際になるわけではない。
面倒臭いので一応考えつつも、隠しステータスの才能、適正を理由に言い訳をすれば作中の描写に文句はつけられないはず、多分。申し訳ないです。
三話補足
ゴールドについて
正直、具体的には詰めていない。
初級ポーション1個売値500ゴールドをイメージしている。
なので初心者ログインボーナス10万ゴールドは初心者にはわりと大金。
ついでに初級ポーションについて
百均で売っていそうな砂時計ほどの瓶に詰められた青色の液体。
飲む、液体をかけるで効果が発揮する。
市販のはHPを均一に50だけ回復させる。
適当な職業についてスキルを使って自分で作ると回復量は増減する。大抵は回復量50を下回る。
四話補足
ルナの詳細設定
本当は全部書きたかったんです。本当です。でも面倒臭くなって途中までになりました。
設定を考えるのは楽しいのにそれを書くのが面倒っていうね。本当にごめんなさい。申し訳ないです。
いつか全部書き終わったらここに載せます多分。
※2024/11/28追記
全文は本当にいつまでたっても書きそうにないので概略
ルナとメイドのシャーロットがいい感じになります。
ルナとシャーロットが一線越えます。
ルナとシャーロットが蜜月な関係になります。
ルナのお父さんにチョメチョメしてたのがバレます。
お父さんが二人に呼び出しをかけます。
お父さんがシャーロットは自分と不倫相手との間の子供であることをルナに告げます。
ルナとシャーロットに別れるように命令されます。
自室に戻る二人。
シャーロットは本当は血縁関係のあることを知っていました。
ルナはお父さんに言われようが血のつながりがあろうが別れたくありませんでした。
シャーロットはルナにこの家から去ることを告げました。
普通、血縁のある人間と性行為を行うことは忌避され、特に貴族にとっては口にするのもおぞましいほどにしてはならない行為でした。
シャーロットはそれが分かっていました。
ルナはそれが分かっていてもなおシャーロットと共にいたいと思っていました。
シャーロット自身もルナとこのまま一緒にいられたらと思っていました。
けれどそれはルナのためにはならない。
きっとこのままいればルナの父親だけでなく別の人間に関係が漏れるのも遠くありません。
そうなればルナは家から追い出されるだけでなく、外聞を気にした親類から殺し屋を送り込まれることすらあるでしょう。
だから、シャーロットはルナを一番に思うがゆえに別れることしかできませんでした。
ルナはぎゃんぎゃんと泣き叫び一緒に家から逃げればいいと喚きましたが、最終的に諦めました。
もしも本当に家から出ればいつか父親から追手がかかりシャーロットにも危険がおよぶだろうと、自分を納得させました。
ルナとシャーロットが別れる前日、最後の夜、二人はベットの上で抱き合いました。
そして最後にシャーロットがルナの右肩に歯形を残しました。
強く強く、血が出るほどに強く噛まれたルナは痛みで目をぎゅっとつむり、目を開けるとシャーロットは歯をくいしばるように静かに泣いていました。
シャーロットは無意識にルナを噛んでいたのです。
自分でルナと別れることを決断したのに、ルナに自分の存在を思い出させるような傷跡を付けてしまっていたことに泣いていました。
シャーロットはルナに慰められる前に、あるいはルナも一緒に泣き出す前に、涙を止めました。
その後は最後にキスをして、シャーロットは自分の寝室へと戻り、ルナは自分のベットで眠りにつきました。
そして翌日、シャーロットが出ていく日、シャーロットは殺されました。
どうしても街の外まで見送りがしたかったルナは家でシャーロットを見送った後、家族にバレないように隠れて家を出てシャーロットのあとを追いました。
道の先にシャーロットの後ろ姿を見たルナは駆け足で近づいていきました。
しかし、途中でシャーロットが見えなくなりました。
シャーロットが見えなくなった辺りで周りを見渡すとある路地に目が行きました。
薄暗く様子を詳しく見れませんでしたがそこには二人、人がいるようでした。
更に一人の背格好がシャーロットに似ているように思われ、ルナはその路地に入り込みました。
ルナが路地に入り暗さに目が慣れ始めると丁度、一人が地面に倒れました。
ルナの目にもう一人の男の姿が入るも、その人はルナの存在を知るや否や路地の奥へと逃げ込んでいきました。
そしてそこに見るべきものが一つしかなくなるとルナは本能的に避けていた景色を見なければなりませんでした。
ルナのよく知る女の子がそこにうつ伏せに倒れていました。
喉を刃物で貫かれ出来たと思われるその穴から大量の血が地面に流れていました。
ルナは叫ぶことも泣くことも動くことも考えることも出来ませんでした。
遅ればせながらルナが親から与えられていた上級ポーションをその子の傷にかけましたが、全くもって効き目はありませんでした。
そうして自分にはもうどうすることも出来ないことを理解すると、ルナはその子の身体に手を伸ばしました。
長いためらいの後、ルナはその子の身体を仰向けにし、顔を見ました。
シャーロットの顔でした。
目は大きく開かれ、口からは喉から昇った血が吹き零れていました。
ルナはすぐに顔を背け、シャーロットの身体を揺すりました。
何度も何度も揺すりました。
一度ルナのベットの中で一緒に眠りについてしまった時、先に起きたルナがシャーロットを起こそうと身体を揺すったあの時みたいに。
きっと目を覚ましてくれると思って。
しかしシャーロットは起きませんでした。
ルナはシャーロットの亡骸を背負って家に帰りました。
父親は黙ってシャーロットを預かりました。
ルナはシャーロットを殺した男を殺そうと思いました。
元の路地に戻るとその男がいました。
後処理をしようとしたか、目撃者であるルナを何とかしないとと思ったか。
そんなことはルナにはどうでもよく、男が襲いかかってくると、男が持っていたナイフを巧みに奪い、そのまま男の手を切り落としました。
手を切ると腕を、腕を切ると両の脚にナイフを突き刺しました。
脚を刺すと男は倒れたので上を取り、男を動けなくするとそのまま残った腕を指から順番に細切れに切り落としていきました。
それを両足でも繰り返すと残った胴体と頭を滅多刺しにして男を殺しました。
ルナは自分でもどうして出来たのか分からないほどスムーズに身体が動いたことに少し驚きましたが、それも男を殺したこともすぐにどうでも良くなりました。
ルナはシャーロットの元に戻って死のうと思いました。
しかし、路地の出口に一人、初老の男性が立っていました。
その人はルナの才能を評価すると私の部下になってほしいと言いました。
ルナが脇を通って無視して出ようとするとその人が告げました。
「彼女を殺してくれと依頼した人、貴女の母親ですよ」
その後ルナは男性と契約を結び、特殊なナイフを借りて母親を殺した。
父親がルナとシャーロットに告白した場面を覗き聞きしていたらしい。
そして母親は実家に頼って暗殺者グループに依頼をしたのだった。
ともかく母親を殺したあと、ルナは男性のもと修行をして充分強くなったあと母親の実家の人間も全て殺した。
何もすることがなくなったルナに男性は自分の娘を宛がった。
メイドとしてその娘に仕えてみるように告げられるとルナは命令にしたがった。
以降、数年して心が溶け始めて今現在に至る。
最後雑ですみません。元気になったら書き直します。
NPCの好感度システム
現実同様の鬼畜システム。
NPC一人一人に好みの顔、性格、雰囲気等、逆に嫌いなタイプ、性格など細かく決まっている。
そのため一目惚れで最初から好感度が高いこともあれば、最初からマイナスの場合もある。
更には長い付き合いで着実に好感度を上げていたはずなのに恋人には絶対にならないこともある。
更には更には自分の作ったNPCなのに他のプレイヤーに寝取られることもある。
閑話補足
VR機器
『色んな子を育てるのだ!!』専用のVRハードということはなく、普通に一般に流通している大手VRゲーム会社のVR機器。
『色んな子を育てるのだ!!』は他のVRゲームと比べて自由度やNPCの精度が現実と見まがうほどに高いが、一般のVRハードで遊べる。原理は謎。
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