そこからの小学校6年に上がるまでの3年間の話は省かせてもらおう。
つまらないいじめ話があるだけだ。
何も面白い事なんてありゃしないさ。
6年生になりさてもうすぐ中学生かなんて思い始めた中またまた母から衝撃の一言。
「あなた、中学に上がったら一人暮らししなさい。」
『は…?』
いや、高校生になったら一人暮らししなさいならまだわかる。あんまり無いがよくある話だ。
だけど中学生になったら一人暮らし…?一体何を考えているんだこのくそばばぁ。
おっ…と…大きくなるにつれ口が悪くなってきた…。
さすがに中学生じゃバイトもできないしまだまだ知識の至らない所はたくさんあるので、学校の手続きもアパートもお金もこちらで用意するからと母は投げやりに言ってきた。
とりあえずこの家から早く出ていって欲しいのだろう。
なんてムカつくクソバb…いや、お母様なんだ。
反抗も許されずちゃっちゃちゃっちゃと準備は進む。
何やらアパート代が安いからと田舎の方に飛ばされるらしい。
金を惜しむくらいならあと3年間くらい我慢すればいいのに。
雷斗の私への態度は悪口を言うレベルを超えもはや顔を合わす事さえしなくなった。
なんと悲しいことか。
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