第36話

ガクは暴れ出す。


冷酷な顔で下に落ちていた鉄パイプを拾った。



「テメェら!


純と俺を敵に回した事、忘れねぇからなっ!


おらぁぁぁっ!!!


行くぞぉぉー!!」



そう言って鉄パイプを振り回した。



数人倒れたけど、ガクは気にせずふり回し続けた。



私の腕を掴んでいた男は、私を奥へと連れて行きそうになる!



「ガクーッ!!!」


そう叫んだ声はちゃんと聞こえていた!



「ノン!待ってろ!!」



ガクは目の前の男をドロップキックする。


その男は、私の前に倒れ込んだ。


その衝突で私の腕を掴む男も倒れた。



私は逃げた。


逃げ切って警察に連絡する!



「女が逃げたぞっ!」


すぐにまた追いつかれそうになる。


私はバイクを力任せに倒して逃げた。

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