そもそも混ぜるな危険って話。その1
そもそも、魔法のiらんどとカクヨムは人気ジャンルも読者の男女比もおそらく違いますよね。
今回の合併、私の肌感覚では女子校(魔法のiらんど)が閉校になるから同系列の男子校(カクヨム)と合併して女子校の生徒たちが男子校の校舎に転入して共学になる……イメージです。
でも男子クラスに女子生徒たちが入ることはなく、新しく建設された女子専用棟(カクヨム内の魔法のiらんどジャンル)で女子生徒は勉強するから共学だけど結局は双方の間での交流は生まれない……みたいな。
らんどさんから移籍してくる作家さんや作品達に私が勝手に抱いている懸念事項が、双方の仕様の違い、双方の常識の違い。
閉鎖と合併に伴い、作品移行のためのインポート機能が魔法のiらんどには備わったようなので、カクヨムに引っ越してきたらんど作家さん達はらんどからインポートしたものをそのままカクヨム上に公開している形になっています。
とにかく今は魔法のiらんどが閉鎖する来年の3月までに新しい活動先を見つけて、そちらに作品を移行することを第一にされているらんど作家さんがほとんどだと思います。移籍した先での各作品の手直しなんて今は構っていられない状態でしょう。
カクヨムユーザーさんで魔法のiらんどの作品を読まれた経験がある方ならイメージしやすいと思いますが、魔法のiらんどにある作品は1ページの文字数が少なめです。
ケータイ小説時代の名残か、ガラケーで読むことを想定された作りが好まれ、改行余白多め、1ページの文字数は500字?もう少し増やしても800字くらいかも。
1ページに千字あると、けっこうあるな〜って印象でした。
よく提唱されているカクヨム内のセオリーだと1ページの文字数が2000字〜3000字前後がカクヨム読者に好まれる傾向にありますよね。
1ページ千字以下に慣れている魔法のiらんど読者とカクヨム読者では、好ましいと思う文字数の量、けっこう違うんじゃないかな?
もちろん色んな場所で読書を楽しまれている読み専さんもいらっしゃいます。1ページ500字縛りの作品も3000字オーバーの作品も両方読めてしまえる読み専さんもいらっしゃると思います。
でも魔法のiらんどさんで読まれている読み専さんはやはり魔法のiらんどさんだけを読書の場所としている方も多く居そうです。
魔法のiらんどさんで作家さんが書かれたブログ(カクヨムにおける近況ノートのようなもの)やブログのコメント欄を徘徊していると、他の小説サイトを使用した経験のない作家さんや読み専さんをお見かけしました。
書き手も読み手も魔法のiらんど一筋で他のサイトを知らないユーザーにとって今回の合併は帰る場所や実家をなくしたような心細さがあるのかもしれません。
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