第57話
こっちを見ろ。
俺だけを見てくれ。
他のやつなんか見るな。
…………言えない言葉の数々。
さらりと遠くを見つめる莉茉の髪が風によって靡き、項を露にさせた。
「っ、」
―――抱きてぇ。
それだけでも、俺を欲情させるには十分だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます