ペチュニアの恋文【完】
龍野ゆうき
表紙
「オレが大きくなったら、きっとハルカをおよめさんにするよ」
いつも一緒に遊んでいた男の子からの思わぬ言葉。
小さな頃から『お嫁さん』に憧れを抱いていた私は、ただ純粋に嬉しかったのを覚えている。
でも、ある日…彼は遠くの町へと引っ越すことになった。
もう会えなくなるのだという悲しみに泣くことしか出来なかった私に、彼は言った。
「きっと帰ってくるよ。ハルカが16才になる誕生日にここで会おう」
そんな淡い約束をして別れたのは、もう7年も前のこと。
そんな幼い頃の約束を全て信じている訳ではないけれど。
もうすぐ約束の16歳の誕生日がやってくる。
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