(ユ)棺桶の中から(作成中)
前編
第15話
初めてアイツに会ったのは…神羅屋敷の地下室だった。
☆
ひとつひとつの明かりの間隔が開いていて、この中は結構暗い。そんなところを、クラウドとエアリスとユフィは歩いていた。
「もうやだ。
帰ろーよー」
マテリアのためとはいえ、こんなところまで一緒に行くのが嫌になっていた忍者のような姿の少女。
名前はユフィ。
屋敷だというのにコウモリが飛んでる。
つたい歩いている壁は、湿っぽくて気持ち悪い。
先を行くクラウドとエアリスを呼び止め駄々をこねた。
「エアリスだって嫌でしょ?
こんな気味悪いトコ」
「ううん…。私は別に」
笑って答えるエアリス。
「うぇぇ~マジでぇ~?」
エアリスに訊いたのが間違いだったかな。
そういや、危険なの結構好きみたいだし。
「ん?」
「どうしたの、クラウド」
壁づたいに歩いていたクラウドが何かに気づいて足を止めた。
「なになに?」
アタシは近づいて一緒に見てみると、目立ちにくいがカギのかかったドアがあった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます