癖に刺さると、一生抜け出せない。

海月いおり

第1話

 ――ヘキに刺さると、一生抜け出せない。



 皆様も何かしら、癖を抱えておられますでしょうか。


 ページを開いて下さり、誠にありがとうございます。

 私、海月くらげいおりは昔から重度な癖を抱え、こじらせております。(現在進行形)


 こちらのエッセイは、私が散々X(Twitter)等で叫んでおりますが、自身の癖についてただ書いているだけのものになります。


 色々語りたいわけですが。

 海月、うるせぇな。とXで思われても困りますので(もう思われている説はさておき)こちらでエッセイという形でしたためさせて頂こうと思います。

 お付き合い頂けるお優しい方、もしくは同士の方がいらっしゃれば、是非とも宜しくお願い致します。





 早速ですが……私が最初、癖に気付いたのは小学生の時でした。


 初めて買った少女漫画の週刊誌……。ちょうど買ったタイミングで、新連載と書かれていた『先生×生徒』の恋愛物語が表紙でした。


「先生と……生徒の恋!?」


 まるで雷に打たれたかのような衝撃……!!


 恋愛とは無縁だった私ですが、その漫画に物凄く惹かれました。禁断の恋という響きに、どうしようも無いくらい胸がときめいたものです。




 そこからですね。

 中学生になった海月は、より一層拗らせ始めました。


 新刊は勿論、古本屋に入り浸っては『先生×生徒』の漫画や小説を探し、あらゆる作品を読み漁りました。

 (ここで『先生×生徒』の『BL小説』を間違えて買ってしまい、新たな扉を開いてしまったのは、また別のお話)



 実際、先生への憧れが凄かったんでしょうね。


 私自身の中学・高校時代も、今思えば「何で好きだったの!?」 と思えるような先生が好きだったこともあります。とはいえ、ただ一方的に想いを寄せるだけで、アクションは一切起こしていませんよ!!


 遠くから見つめるだけです!!!



 だからこそ……。



 社会人になった海月。

 更に、更に拗らせることになったのです……。







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